1954-02-17 第19回国会 参議院 本会議 第10号
以上、現在問題とせられておる諸点の主なるものに関して政府の所信をお尋ねしたのでありまするが、今回の制度の改正が、現下の我が国情において最も喫緊止むを得ざる底の改正で、これこそは我が国再建の重要基盤の一つであることに思いをいたし、世論の一部にある誤解を正し、真の意味の民主警察のあり方につきまして正しい方向を与え、法改正の趣旨と制度の内容については、詳細の説明をして、国民に不安と危惧を与えることを避けつつ
以上、現在問題とせられておる諸点の主なるものに関して政府の所信をお尋ねしたのでありまするが、今回の制度の改正が、現下の我が国情において最も喫緊止むを得ざる底の改正で、これこそは我が国再建の重要基盤の一つであることに思いをいたし、世論の一部にある誤解を正し、真の意味の民主警察のあり方につきまして正しい方向を与え、法改正の趣旨と制度の内容については、詳細の説明をして、国民に不安と危惧を与えることを避けつつ
従つて今日道義が頽廃しておるかどうかということを一概に断定することは私はできないと思うのでありますが、併しながら今日国家の実情に鑑みて、いやが上にも道義を高揚するということが、我が国再建の根本であるということを信じておるのであります。
特にこの住宅難は我が国再建の原動力となつている勤労者において最も甚しく、これらの人々の生活安定は勿論、勤労能率に対しても重大な影響を与えている次第であります。
若しそれがためにあなたが本当に我が国再建の原動力としての勤労者を考えるならば半分持つていらつしやい。住宅金融公庫のほうは八十億と百億、そのうちの二十億はこちらに廻る、従つて住宅金融公庫には百六十億残るわけです。
○田中一君 逐条審議に入る前に政府に伺いたいのですが、この提案理由に、我が国再建の原動力となつている勤労者において最も甚だしく住宅難があると、こう謳つております。政府は実際にこの通りお考えになつておるのですか、はつたりじやなく本当にこの通りお考えでありますか。
科学技術の基本的学問が我が国再建に必要なるは申すまでもございません。道義、思想り指導的立場にあるこれらの人々をして長く生活苦に置くことは、学生に及はす影響の上から考えてみましても、伏して等閑に付すべからざる問題であると思うのであります。
この間国会は、国権の最高機関として国民の信託に応え、我が国再建の基礎となるべき幾多の法律案、予算その他重要案件を審議するなど、その使命の達成に尽瘁し、でき得る限りの成果を挙ぐべく努力して参りましたことは、諸君と共に欣快に堪えないところでございます。 ここに来たる五月二日を似て任期を終えられます諸君が本院議員として残されました御功績に対し、深甚の敬意を捧げる次第でございます。
建設行政は皆様よく御存じの通り、我が国再建の基盤をなし、殊に河川の問題にいたしましても、災害の問題にいたしましても、いろいろ困難な事情があります。道路のごときも又重大な段階にある実情であると思うのであります。その財源の獲得にもいろいろと苦労をいたしておるような状態であります。特に住宅の問題のごときは重大な社会問題として取上げられております。
「地方自治の確立強化は、我が国再建の基本施策として意を用いて来た。併し地方自治の現状は、数度の制度改革にもかかわらず、未だ十分な成果を挙げていない。殊に地方財政の困窮とその自主性の欠如は、現在の地方自治庁の機構では救い得ない。
本法案の内容は、神戸市に新たに商船大学を設立しようとするものでありまして、その理由とするところは、提案者の説明によりますと、独立後における我が国再建の途は急速に自立経済の充実を図ることにあり、それがためには産業の発達を根本要件とするが、同時に又我が国の地理的環境と資源の貧困等の事情に鑑み、海運の十分な進展を図つて、国際競争に堪え得るだけの近代的商船隊の再建を目標としなければならないから、従つてそれに
その趣旨といたしますところは、独立後における我が国再建の途は急速に自立経済の充実を図ることにあるのでありまして、そのためには産業の発達が根本的な要件でありますが、わが国の地理的環境と資源の貧困等の事情によりまして、海運の十分な伸展に待たなければなりません。しかも国際的競争に耐え得るだけの近代的商船隊の再建を目標といたさなければなりません。
元来、今回の各労組のスト行為は、それぞれの見解もあり、論議もあるとは存じまするが、我々は直感的に見て、当面するこの法案をめぐつての運動対象としてのスト行為であるとするならば、勢い政治ストになるという解釈を持たざるを得ないのでありまして、(拍手)我々は、健全なる労働運動のあり方としても、又我が国再建途上にある国民総力を結集すべき国民産業経済全般の観点から見ましても、現在のごとき方策によらざる、スト行為以外
で、その場合に私考えるのでございますが、現在でも総理はよく文教と経済自立を我が国再建の二本柱とすると申されて、文教を非常に尊重されておるわけでございますが、御承知のように文教予算というものは非常に不足しておりまして、苦難な道を歩いております。
(拍手)又、我が国再建復興の事実を以て国際団体復帰を促し、講和会議の結実促進に切実に努力せられたのは、マツカ一サー元帥及びリツヂウエイ大将、前後両総司令官であります。私は国民諸君を代表して、ここに両総司令官に対し深厚の謝意を表したいと存ずる次第であります。
而して市町村の財政の確立は我が国再建の根本であるのでありますから、市町村の基本財産を増加し、我が国再建の確立することについては最も力を入れなくちやできないということを考えておるのであります。どうかできるだけ材料を出して頂きたいと思うのであります。 次に自立経済審議会の審査報告書によつて見まするというと、自立経済達成上の問題点と対策について書いてあるのであります。
人事問題、電源問題は、すでにほかの同僚から申上げておりまするから、私は何も申上げませんが、結論といたしまして、特に公益事業委員会に希望いたしたいのは、我が国再建の途上最も重要な電気事業の今後の円満なる遂行を希望いたすために、公益事業委員会は本院の意向を十分に尊重せられまして、電気事業の将来に禍根を残さないよう善処せられんことを強く要望いたしまして、本決議案に賛成いたすものであります。(拍手)
この惨澹たる結果は、今日尚炭鉱地方至る所に見られる実情でありまして、戰時中寵兒でありました重工業都市としてその災禍の少かるべき八幡市を一例に挙げましても、八幡製鉄所、日本化成、旭硝子、曹達、安川電気等の重工業を初め、中小工場六百を数える我が国再建の基礎産業の工業都市でさえ、これらの工場は戰時中に鉱業権が設定せられました日炭高松、大正鉱業、八幡炭坑並びに小倉炭坑の鉱区に囲繞されており、最近地下掘進に伴
災害対策は我が国再建のため最も重要な問題の一つでありまして、政府としては、これについては最大限の努力を拂つておるのであります。
請願第五号、宮下、川口間に鉄道敷設の請願、本区間は建設線でありまして請願の要旨は奥会津開発、特に只見川筋の電源開発は我が国再建上重要なものであるが、これらの発電所の建設には鉄道の敷設は絶対不可欠の要件であり、特に宮下、川口間は沼沢沼発電工事の本格化に伴い急を要するから速かに当区間に鉄道を敷設せられたいというのであります。
御案内のように今回我が国といたしましては、国税及び地方税のいわゆる税制につきまして大改革が行われんとしつつありますことは、我が国再建の上から考えまして誠に感慨の深いものがあります。
新憲法下の国会は、国権の最高機関として、常任委員会中心の新らしい制度を活用しつつ、国民の信託に応えて、我が国再建の根幹となるべ幾多の立法を行い、経済の復興に必要な予算を審議するなど、努めてその機能を果し、今日漸く成果の曙光を見つつありますることは、諸君と共に欣快に堪えないところでございます。
申すまでもなく、地方自治の確立強化は、我が国再建の基本施策として、終戦以来鋭意政府の意を用いて参つたところでありまして、地方自治法施工以来、地方行政制度の全般にわたり相次いで画期的な制度の改革が断行せられるとともに、これら地方自治に関する諸制度の改革と歩調を一にして、中央政府と地方公共団体との関係もまた大きい変革を遂げ、さきに内務省が解体廃止せられまして以来、政府部内にあつて地方自治拡充に関する業務